郷土料理|愛媛県・広島県(瀬戸内沿岸)
鯛そうめん(鯛めん)

煮た鯛を姿のまま、波の形に盛ったそうめんにのせて煮汁をかける、瀬戸内のお祝い料理。「めでたい」鯛と、細く長く続くそうめんを合わせた縁起物です。広島では、家庭ではメバルやチヌなどの小さめの魚でも作られてきました。
- 分量
- 4人分
- 時間の目安
- 約50分
- 難しさ
- ふつう
- 向く魚
- マダイ(20cm前後)。メバル・チヌ・オコゼ・イサキなどでも作れます。
材料(4人分)
- 鯛1尾(20cm前後)
- そうめん4束
- 水(煮汁)200ml
- しょうゆ(煮汁)50ml
- 酒(煮汁)大さじ2
- みりん(煮汁)大さじ2
- 砂糖(好みで)大さじ1
- 卵(錦糸卵)2個
- 干ししいたけ(あれば)2枚
- 青ねぎ・木の芽少々
大さじ1=15ml、小さじ1=5ml。魚の大きさに合わせて加減してください。
作り方
- 1
鯛の下ごしらえ
鯛のウロコとエラ・内臓を取り、身の厚い部分に切れ目を入れて、熱湯をかけて霜降りにします。
- 2
鯛を煮る
鯛が入る大きさの鍋に煮汁の材料(と戻したしいたけ)を入れて煮立て、鯛を入れて落としぶたをし、中弱火で15〜20分静かに煮て味を含ませます。
- 3
具を用意する
卵は薄焼きにして細く切り、錦糸卵にします。しいたけは細切り、青ねぎは小口切りにします。
- 4
そうめんを盛る
そうめんをゆでて冷水で洗い、水気を切って大皿に波の形に盛ります。
- 5
仕上げる
鯛を姿のままそうめんの上にのせ、錦糸卵・しいたけ・ねぎ・木の芽を散らし、食べる直前に温めた煮汁をかけます。
おいしく作るコツ
- 還暦や婚礼、お食い初めなど、お祝いの席で大皿に盛って出されてきました。
- 煮崩れを防ぐため、昔は竹の皮やわらで作った敷物に鯛をのせて煮たそうです。
注意すること
- 姿のまま出すので、取り分けるときは骨に注意してください。
参考:農林水産省「うちの郷土料理」鯛めん/鯛そうめん(広島)。郷土料理の作り方は、地域や家庭によって違いがあります。
鯛そうめんに向く魚
魚の名前を押すと、その魚の釣り方・釣れる時期・おすすめの食べ方が見られます。