からすみ(ボラの卵)

ボラの卵巣を塩漬けにして干し上げる、日本三大珍味の一つ。手間と時間はかかりますが、秋〜初冬に卵を持ったボラが釣れたら挑戦したい、釣り人の最高のぜいたくです。
- 分量
- 1腹分
- 時間の目安
- 約40分+血抜きにひと晩、塩漬けに1〜2日、塩抜きに半日、干すのに1〜2週間
- 難しさ
- 少し手間
- 向く魚
- ボラ(秋〜初冬の卵を持ったメス)。サワラやタイの卵でも作れます。
材料(1腹分)
- ボラの卵巣1腹
- 塩(血抜き用)水1Lに大さじ1
- 塩(塩漬け用)たっぷり(卵巣が隠れる量)
- 焼酎(または日本酒)適量
大さじ1=15ml、小さじ1=5ml。魚の大きさに合わせて加減してください。
作り方
- 1
卵巣を取り出す
ボラの腹を、卵巣を傷つけないように浅く切り開き、卵巣を薄い膜ごと、破らないように取り出します。
- 2
血抜きをする
表面の血管に残った血を、指や包丁の背で卵巣の外側へそっとしごき出します。薄い塩水に入れて冷蔵庫でひと晩置き、残った血を抜きます。
- 3
塩漬けにする
水気を拭いて、バットに敷いた塩の上に置き、上からも塩で覆います。冷蔵庫で1〜2日置き、硬く締まるまで漬けます。
- 4
塩抜きする
塩を洗い流し、水(または薄い酒)に半日ほど浸して塩抜きします。端を少し切って焼いて味見し、ちょうどよい塩加減にします。
- 5
干す
水気を拭いて焼酎で表面を拭き、板にはさんで軽く重しをして形を整えます。網にのせて冷蔵庫(または冬の寒風の当たる日陰)で、毎日裏返しながら焼酎で拭いて、1〜2週間干します。表面があめ色になり、中まで硬くなれば完成です。
おいしく作るコツ
- 薄く切ってそのまま、または軽く炙って大根の薄切りと一緒に食べます。
- 完成したらラップで包んで冷凍すると、長く保存できます。
注意すること
- 途中でカビたり、生臭いにおいがしたりしたら食べずに処分してください。暖かい時期は必ず冷蔵庫で干してください。
- 塩分の多い食べ物です。食べ過ぎに注意してください。
からすみに向く魚
魚の名前を押すと、その魚の釣り方・釣れる時期・おすすめの食べ方が見られます。